映像入力について
KMU-6000 は映像機器に通知する EDID を入力チャンネル毎に設定することができます。
EDID (Extended Display Identification Data)はディスプレイを最適に使用するための設定情報を格納するデータフォーマットを定義した規格です。
PCやブルーレイプレイヤ等の映像出力機器はこの設定情報をもとに出力する映像信号のフォーマットを決定します。
設定できるEDID
出力解像度と同じ | 出力解像度と同じ解像度の EDID を設定します。 (出力解像度を変更すれば EDID も連動して変更します。) |
1080p (FHD) | TV (CE) 向けフォーマット (CEAに準拠) |
720p (HD) | |
480p (SD) | |
1600 × 1200 (UXGA) | PC (IT) 向けフォーマット (VESAに準拠) |
1680 × 1050 (WSXGA) | |
1600 × 900 (WXGA++) | |
1440 × 900 (WXGA+) | |
1366 × 768 (FWXGA) | |
1280 × 1024 (SXGA) | |
1024 × 768 (XGA) |
各EDID は 8bpc RGB、音声対応(LPCM, 2ch)、HDMI 対応のものとなります。
KMU-6000は映像出力機器に対して出力して欲しい映像タイミングをEDIDで通知しますが、それ以外の映像タイミングであっても受付可能範囲内であれば表示することができます。 (※ただし、受付可能範囲内であってもすべての映像タイミングで正しく表示できるとは限りません。また、色は 8bit RGB、最大映像更新速度 60 フレーム/秒での表示となります。)
受付可能な映像タイミング
水平解像度 |
320 ~ 1920 pixel |
垂直解像度 |
240 ~ 1200 line |
スキャンタイプ |
プログレッシブ |
色空間 |
RGB, YCbCr(4:2:2), YCbCr(4:4:4) |
※1 4K映像の入力には対応していません
※2 インターレース映像の入力には対応していません
※3 YCbCr4:2:0 の色空間には対応していません
※2 インターレース映像の入力には対応していません
※3 YCbCr4:2:0 の色空間には対応していません
上記、表示可能範囲内以外の映像は黒画面となり入力映像は表示されません。